谷口京子 清談社

報じられているとおり、Business Journalがとんでもない捏造をやらかした。

【魚拓】NHKでまたも「ヤラセ」発覚!? 「貧困女子高生取材」の「実生活」が違いすぎて......

○○というネタで特集を組む上では適正でない人物

記事の内容が、そっくり件の記事に対するブーメランになっているという面白さ。

お詫びと訂正

テレビがやらかしたら即刻番組打ち切り&関係者引責辞任に結びつくレベルの悪質な捏造。

お詫びでは問題の記事は外部のライターが書いたとしているが、その記事では「文=編集部」とあった。

このサイトとしては、Business Journalにばかりトンデモ記事が集中している原因が気になっているわけで、編集部がゴキブリを呼び寄せるホイホイになっていると見ている。

新たなゴキブリがわいてきた。

メロンパンは人体に超危険で国が規制!栄養なく危険成分まみれ、糖尿病等や内臓障害の恐れ

この記事で名前が出てきた、「谷口京子 清談社」という新顔であるが、郡司和夫らと違って食品が「専門」ではないようで、いろいろな記事を書いているようである。

このブログはいわば閻魔帳。しかしトンデモ記事を書いて広めたからには責任を取ってもらわなければならない。

ほれ。

食品中のアルミニウムに関する情報

なお、今回の調査結果では、アルミニウムの摂取量の平均値はすべての年代層で許容量を下回っており、過度に注意が必要なものではありません。過度な偏食に注意し、バランスの良い食生活を心がけることが大切です。

それをうけた業界の対応。
アルミニウムを含む膨張剤の使用自粛について(一般社団法人 日本パン工業会)

本来、パンは、膨脹剤ではなくパン酵母の発酵により発生する炭酸ガスで生地を膨脹させるため、一部の菓子パン(メロンパンなど)を除き、大部分のパンでは膨脹剤は使っておりませんが、当会では厚生労働省の依頼を受けて、膨脹剤を使用していた一部の菓子パンおよび菓子類(蒸しパン、スポンジケーキ、ドーナツなど)についても、アルミニウムミョウバンを使用しない膨脹剤に切り替えることを決定し、使用を自粛しております。

郡司和夫の、もうヤマザキも使っていない臭素酸カリウム止めろという遠吠えに等しい。

めんどな話になりますが…|松永 和紀 アルミニウム、アルツハイマー病との関連はほぼ否定されているのに…

件の記事。

食品添加物遺伝子組み換え作物はラットやマウスでの実験しか行われていないため、人間の体にどのような影響を及ぼすのか、いまだに解明されていない部分が多いのです」

食品添加物遺伝子組み換え作物」に限らず、人体実験をするわけにはいかないから動物実験のデータに安全係数をかけているわけで。そんなことを言えば、「食品添加物遺伝子組み換え作物」に限った事ではない。普通の食品に含まれている天然由来成分だって、「人間の体にどのような影響を及ぼすのか、いまだに解明されていない部分が多い」。長年人間が摂取してきて安全と考えられるということである。遺伝子組換え作物の方が、動物実験であれ徹底的に検証されている分、非組換えの作物よりもかえって安全だとも考えられるのだ。

このことを 「谷口京子 清談社」に問い詰めたら、「『管理栄養士のAさん』に取材したこと。Aさんの実名は明かせない」と抜かすだろう。おそらく自身では、ネットで誰でも読める厚労省の発表を読みもしていない。厚労省の発表からわかるのは、たとえメロンパンにアルミニウムが使われていようが、三食メロンパンだけとか、「過度な偏食」をしない限り心配無用ということ。そこからなぜ、見出しが「メロンパンは人体に超危険で国が規制」に飛躍する? 「国が規制」すらしていないじゃん。 カレーとうんこの区別もつかないような馬鹿らしい。

「管理栄養士のAさん」の実名が出ていないのは、捏造騒ぎで懲りたせいか? でも名前が出ていなければ、ネズミ講メールの、抜けていくので違法ではない云々という「某弁護士の意見」と同じレベルで信用に値しない。もし名前が出れば、名前で検索して、マクロビオティックとか変なものにはまっているとか分かるだろうが。