嘘を蔓延させた者の責任を問う

 前回、私はこう書いた。
「何故こうも、食品業界や研究者の間では全くの無名とされる、たかが一人の『神様』の本の内容を、ろくに論証もしないまま、メディアは無批判に広めたのであろうか?」
 メディアもさることながら、、安部司を講演に呼んだ側、特に自治体、教育関係者、市民団体には猛省を促したいと、主張したい。
 嘘情報の連鎖が招いた問題というのは、過去にごろごろしている。関東大震災の直後、「朝鮮人が暴動を起こす」というデマが流れて、凄惨な虐殺が起こった。最近だと、ある芸人が女子高生コンクリート詰め殺人に関与したという噂が一人歩きして、ブログ炎上を招いた。
 安部司の嘘情報拡散の片棒を担いだ者も、自らを省みるべきである。責任を有耶無耶にしてはならない。
 福崎町の関係者には何度かメールを送ったが、今現在ナシのつぶてであることを申し添えておく。