あべし信者ハケーソ in mixi

 あべしネタなのでこちらに。久々の更新だが、ネタが釣れた。このトピ

 中西準子せんせについて言及したら、ヘンなフタル酸が。例の“濫訴”を起こしたのは、こんなタイプだろうね。

 こういうところでは、必ず、中西準子などが出てきますよね。理屈は通っているように見えるけど、見方を変えれば、現状の化学の使い方を「正当化している」ようにも見えるわけでして。

 化学的にいえば、ベンゼンで、ある種のがんになる確率は、ベンゼンの由来がなんであろうと変わらないのは事実です。
 でも、食品添加物でわざわざ加えた安息香酸とビタミンCが反応してベンゼンができるのと、魚を焼いてベンゼンなどの「芳香族炭化水素」と呼ばれる物質が生成するのとは、化学的には同じでも科学的には違うのではないかと考えています。(ベンゼンの生成が事実かどうかはここではひとまずおいときます)
 ひとつは、使わなければ防げる、安息香酸とビタミンCからのベンゼンの生成。
 もう一つは、調理として不可欠な、加熱の基本である「焼く」ということによるベンゼンなどの生成。

 彼女のような人は、ダイオキシンその他の人工物質の害を説けば、必ずと言っていいほど、天然物の害を説きます。
 考え違いをしていると思うのですが、ダイオキシンは人が作ったもので(これさえも諸説あるようですが、ほぼ人為的であることにまちがいはありません)生成を抑えることができるもの。しかし、天然毒、例えばワラビの毒「プタキロサイド」は元々入っていて、ある程度毒抜きはできても、生成を抑えることはできない、自然のもの。
 二重基準という表現を彼女は使っていますが、基準が二重なのではなく、起原が違うため、基準が違うのは当たり前だと、ふうたろうは思います。

 水道水との矛盾、という話も、矛盾しているのではなくて、ベンゼンが生成(あるいは混入)しているのなら、減らす努力をすればいいのです。その辺り、どうも、こういう立場の人は、ずれているなと思います。

 ただ、食の安全を追及する側としても、塩が石油から作られているとか、プラスチック製品すべてから危険な物質が溶け出しているとか、というところは、事実を持って当たらないとダメだとは思います。

 あとは、消費者が選択権を行使できるくらい、添加物のない商品「も」出回っていなければならないと、思います。

 なんだか、安部さんのトピなのに、すみません。
 ただ、ちょっとこれだけはと思ったので書きました。

 ほえ〜。「塩が石油から作られている」「プラスチック製品すべてから危険な物質が溶け出している」というのは、フタル酸の脳内妄想では「事実」らしい。

 で突っ込まれたら、コレ。

自分の立場さえも表明しないで、事実すら表明しないのはどうかと思いますよ。

「事実」を語るのに、「自分の立場」なんか関係ないだろ。モヒカン宣言を参照せよ)

ふうたろうが好きで買うこともある(高いし売り場も遠いのでなかなか買えないですが)無塩せきフランクフルトなど

 そんなもの、セレブ(笑)ゆえに許されるゼイタクでしかない!!

 これに関する、ぱぷー氏の反論。

無塩漬ハムを保存しようと思ったら、冷蔵庫もしくは冷凍庫が必要になります。
製造工程中の汚染も通常のハム以上に気をつけなければならないので、それなりの製造設備が必要になります。

通常のハムをやめて無塩漬ハムを選ぶ、ということは、それなりの設備、資金を持ち、整備された冷蔵流通(コールドチェーン)が保証されないかぎり不可能なことです。

「貧乏人や田舎の住民は餓死しろ」という主張と抱き合わせならば納得しますが、そうでないならあまりに片手落ちな論法に思います。

自分は「貧乏人にも喰う権利はある」と主張する側なので、「ハムから亜硝酸を抜け」という意見には反対します。

 フタル酸は、「立場」を気にするらしいので、昔っからある典型的な詭弁論法、特定の立場(この場合は、添加物を容赦なく使う食品企業や、彼等が御用学者と見なす中西せんせなど)を仮想敵に仕立て上げて叩いているわけだ(余談だが、杉山邦博さんが「東京相撲記者クラブ会友」ではOKで、「相撲ジャーナリスト」ではダメだという件、わしはあの一件で北の海が死ぬほど嫌いになった)。


 このトピックで出ているあべしのインタビューだが、この際だから突っ込んでおく。

もっと怖い話をしましょうか。ブタに毎日、コンビニの弁当だけを与えていたら、羊水が真っ黒になって、全部が流産あるいは死産したそうです。ブタの場合は、添加物の害がこうして目に見える形になって現れましたが、人間に対しては危害未満になっていて、どんな影響が出ているのかよく分からない状況です。アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、キレやすい人の増加など、無関係とは言い切れないように思われていても、はっきりした因果関係は分かっていません。分からないから、私たちはずっと、こうした中途半端な害にさらされたままになっているのです。

「そうです」という、出典を出さない伝聞だから信用に値せず。松永さんの律儀さとは大違い! 羊水云々というのは、倖田來未の発言でも有名になったが、マルチ界隈ではありふれた伝言ゲームで、あべしの場合、それがブタになったのだろう。

 あべしこそ、本人の言葉をそっくりお返しして、「モラルのない人間」として、「厳罰に処するべき」であると思われるが、どうだろう。読者諸兄。